J-Winは、ダイバーシティ・マネジメントを支援します。
メンバー活動
2020年度
2020年12月18日（金）にJ-Win 第10期High Potentialネットワーク 12月度半日合宿が行われました。
2021/03/26
「J-Win 第10期High Potentialネットワーク 12月度半日合宿」を、2020年12月18日（金）に開催し、東京メンバーに加えて、関西・九州のメンバーも合わせて、205名のメンバーが参加しました。現地会場での参加とオンラインを併用した、ハイブリッド開催となりました。
■より多くのメンバーとネットワークを構築する ／ 内永理事長の想いにメンバー全員が触れる
ゴール・目的
�．�ャリアについて再度考え、具体的なキャリアアッププランを描く
�∧�科会活動をより一層自分事化し、他分科会を参考に自分科会活動を深化させる
��プログラムを通してネットワークを構築する
High Potentialメンバーは、例年4月の活動開始のタイミングと、6月頃に開催するつくば合宿にて、内永理事長の講演を聞いております。今年度はコロナ渦の影響でつくば合宿の開催ができず、改めて内永理事長の想いに触れる機会として、講演を行いました。
以下に講演の様子をダイジェストでご紹介します。
「仕事からの贈り物」
J-Win理事長 内永 ゆか子
J-Win理事長 内永 ゆか子
１．管理職時代の経験から得られたこと
無我夢中であった第１フェーズ、女性活用の波に乗った第２フェーズ、会社の役員になられた第３フェーズ、IBMをやめた後の第４フェーズがある中で、今回の講演ではとにかく無我夢中であった第１フェーズ、及び、女性活用の波に乗っていた時期で、外国人のメンターとの出会いもあり、俯瞰して考えることが出来るようになった第２フェーズについて語りました。２．キャリアを歩む際に心がけてきたこと
健康、腹落ちするまで考えること、叱ってくれる人の存在、失敗を恐れない、上司やチーム内での共有など、大切なことを伝えました。
３．J-Winメンバーに対し、キャリアアップへの背中を押し続ける理由
仕事は、より大きく、高い視座から見て、自分の業務が全体の中でどうかかわっているのか理解することで面白みが増していくのです。
1人ができる仕事には限りがあります。10人よりは100人を動かせるほうがより大きい仕事ができます。企業の中で仕事をし、社会や顧客に対し世の中にいかに貢献をするか、組織というものを活用し、バリューを出すことで自身の人生を豊かにしていって欲しいと思います。
４．女性へのメッセージ
一度チャンスの馬に乗ったら、降りないで乗り続けてほしいのです。乗り続けるのは大変ですが、自分の人生を豊かにするというゴールのためにも、是非降りないで頑張ってください。
５．Women to the TOPとは
キャリアアップは人生における自己実現であり、人のためにやるものでもお給料をたくさんもらうためだけにやるものでもありません。人生の中で一番旬の時期に一番時間をかけて一生懸命やっていることについて、自分の人生を豊かにする方向に進むのか、ルーチンワークをやるだけでよしとするのか、それを決めるのは自分自身です。人生を豊かにするためにWomen to the TOPを目指して企業の中で思い切り活動し、自身の思いを会社の戦略にいれていけるように頑張ってください。
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〜講演の感想 〜参加者アンケートより〜
―背中を押していただいた。やはり第一線で壁を越えてきた方の言葉には説得力がある。未熟でもいいから自分で考えることを実践していく。
―いつも自信に溢れ、強い女性で自分とは遠い存在に感じていましたが、弱さをみせていただいたことで自分も乗り越えて成長できるんだと勇気づけられました。
―質疑応答で、きちんと質問者に向き合った厳しくも真剣な回答をくださる姿がすばらしいと思いました。様々な悔しい思いや苦労を経てのあの力強さでいらっしゃるのだなと感じました。
―上にいくと大変なことも多いが、下にいても大変であるなら、上を目指したらよいとおっしゃっていたのは、その通りだと感じた。叱ってもらうことは財産であるし、叱るのはかなり体力もいるのだから感謝すべきと言われていた点も心に響いた。
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■ 第2部 分科会ワークショップ
【分科会ワークショップ】と題し、自分科会の活動内容の説明と、他分科会の活動内容の聴講・質疑応答を実施しました。
ゴール：
分科会活動をより一層自分事化し、他分科会を参考に自分科会活動を深化させる
目的：
�� 自分科会活動を自分の言葉で他のメンバーに伝えることで自分事化する
�� 他分科会活動を知り、今後の分科会活動に反映させる
＜発表者共有より抜粋＞
― 自分達らしさが何か、を考えて議論していかないといけないと感じた。
― 議論をする中での深堀の方法、理事会報告を受けての修正の方法など参考になった。
他分科会と共有することも重要と感じた。
― どこの分科会とも、最終報告に至るまでの工夫に苦労をしていることを感じた。
― 共通点として、解決策を考える際には差別化や新しい価値に注目する点が挙がった。
自分科会や、自分自身に関連のある内容が多く、他分科会との交流も大事だと思った。
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■ 第3部 座談会
【座談会】と題し、第1部・第2部とは違うリラックスした雰囲気の中、自由に歓談できる時間を設け、半日合宿の締めくくりとしました。
ゴール：
プログラムを通じてネットワークを構築する。
目的：
�ゞΔ�TOPを目指す仲間をつくる、共にキャリアアップをする仲間を増やす。
�∧�科会内外の人と交流し、ネットワークを拡大する。
〜全体の感想 〜参加者アンケートより〜
― 他の分科会の方々とお互いの研究内容についての議論や、進め方について話すことで自分たちの分科会の進み具合を再認識すると同時に、自分たちの研究に何が不足しているのかを理解するきっかけになって非常に有意義であった。
― 内永理事長の時代は法律の規制で頑張りたくても頑張らせてもらえなかったり、女性というだけで言動の1つ1つが注目されたりという苦労を想像し比較すると、今は随分と女性が活躍しやすい環境が整っているという事に有り難さを感じましたし、このチャンスを活かさないのはもったいないという気持ちになりました。
― 分科会の研究テーマを違う分科会の方に話す為には、事前予習が必要でしたが、それをすることで、全体的な流れをより一層の理解し、自分事化出来たのは確かです。分科会内容の共有はうまくいっている分科会の進め方を参考にできるとともに、疑問点をぶつけてもらうことで第三者からの見え方が理解できた。
― ご講演を聞くことで、なぜWoman to the TOPを目指しているのかを再認識することができ、次に分科会活動の共有をすることで、自身の分科会活動の取り組みを俯瞰的に見ることができる機会となりました。